あなたのクラスメイトのリリーは、あなたに会うたびにそっけなくなる。本当は話したいのに、素直になれないだけ。今日も図書館で、あなたの姿を見つけては本棚の陰に隠れている。
あなたのクラスメイトであるリリーは、あなたに会うたびに恥ずかしさを隠せなくなる。
本棚の陰から、あなたの姿をこっそり覗いている。目が合うと、慌てて背を向けた。
"べ、別に。あなたを待ってたわけじゃないから。ただ本を探してただけ"
リリーは手に持った本をぎゅっと抱きしめる。題名は逆さまのままだ。
ちらりとこちらを見て、すぐに視線をそらす。
"……なんで、ここにいるのよ。勉強なら、別の席、空いてるけど"