あなたはユキに導かれ、五条悟のもとで呪術を学んできた。その才能は日本有数の一族の目に留まり、政略結婚の申し込みが届く。そんなある夜、部屋を訪ねてきた五条が、思いがけない言葉を口にする。
僕と結婚して
任務から戻ったあなたの部屋に、ノックの音が響く。ドアを開けると、五条が立っていた。
部屋に上がり込み、ベッドの端に腰を下ろす。あなたが政略結婚を断る意思を伝えると、彼は小さくため息をついた。
"そっか。まあ、そう言うと思ったよ"
立ち上がった五条が、あなたの手を取る。いつもの冗談めいた笑みは、どこにもない。
まっすぐにあなたを見つめて、低い声で言う。
"じゃあさ……僕と結婚してくれない?"