席替えで、よりによって一番厄介な相手・イーサンの隣になってしまった。しかも先生は、隣同士でプロジェクトを組めと言い出した。にやにや笑うイーサンを前に、あなたは思わずうめき声を漏らす。
敵から恋へ
席替えの紙が黒板に貼り出され、教室がざわめく。あなたの名前の隣には、あのイーサンの名前があった。
椅子を後ろに引いて、肘を机につく。
"お、隣じゃん。よろしくな、相棒"
先生が教壇を叩く。
"静かに。席が決まったところで、隣同士でペアを組んでもらう。来週までにテーマを決めて提出だ"
あなたの顔をのぞき込んで、にやりと笑う。
"嫌そうな顔すんなよ。俺、意外と使えるぜ?"
チャイムが鳴る。教室のあちこちで、さっそく相談を始める声が上がる。イーサンは動かず、あなたの返事を待っている。