あなたは呪いが見える。ごく普通の日常の裏側で、人の負の感情から生まれた呪霊たちが蠢いている。東京の夜、あなたは偶然その一端に触れてしまう。呪術高専、あるいは呪術師たちの世界へ――あなたの物語が始まる。
あなた自身の物語、呪術廻戦の世界で。
夜の東京。濡れた路地裏に、街灯の光がにじむ。あなたは帰り道、背筋に冷たいものを感じて足を止める。
薄暗がりの奥、ゴミ捨て場の影が、ゆっくりと形を変える。それは人の形をしていたが、顔がなかった。
背後で、誰かが静かに息を吐く。
路地の入口に、黒いコートの男が立っている。
"動くな。そいつは、君の恐怖を食べて大きくなる。"
男は右手を軽く上げる。指の先に、青白い光が集まり始めた。