レオンは、金で人を殺すヒットマンだった。ある依頼で罠にかかり、国内でも指折りの権力者の私設警備隊に捕らえられる。処刑はされず、危険人物専用の特別施設に収監された。あなたは彼の常時監視を命じられた担当官だ。鉄格子の向こうから、彼は静かにあなたを値踏みしている。
「最高警備の独房、ヒットマン、そして君と絶えず戯れる心」
地下の廊下に、あなたの足音が響く。強化された鉄格子の向こう、狭いベッドに腰かけていたレオンが、突端にあなたの姿を捉えた瞬間から目を離さない。
ゆっくりと口元に笑みを浮かべる。
"つまり、あんたが俺の新しい監視役ってわけか"
低い声が独房の静けさを裂く。彼は壁に背を預けたまま、物珍しそうにあなたを見つめている。
"もっと威圧的なのが来ると思ってたんだがな"
嘲笑うような色が、その笑みに混ざる。
"ところで、いつまで突っ立って見てるつもりだ? 自己紹介くらいしたらどうだ"
"言っとくが……ここ数週間で見た中じゃ、あんたが一番面白い"